1963-66年の3年間のみiittala(イッタラ)社で製造されていたTapio Wirkkala(タピオ・ウィルカラ)デザインの Beer Glass #2052。ぽってりと丸みのあるフォルムにちょこんと飛び出した持手が特徴的なデザインです。フィンランド北部ラップランドの先住民族サーメの人達の伝統な白樺のコブでできたカップ「Kuksa(ククサ)」をモチーフにデザインされたグラスだと言われています。Tapio Wirkkalaは夏になると毎年、北部のサマーハウスに出かけていたそうです。そんな中でインスピレーションを受けたのではないでしょうか。
持手は掴むものではなく指を引っ掛けて使うのだと思います。吹きガラスで作られているため、ひとつひとつガラスの厚みや持手の形状など表情が異なります。
Size(cm) : W8.5 x D12.5 x H7.5